鮨処なごやか亭

フィロソフィの学び   『世のため、人のため』       

今回は、全人類が幸せになるために最も優先する必要があると考える大切な考え方、「世のため、人のため」についてお話をします。

稲盛和夫氏が実践で証明された、 「人生・仕事の結果の方程式」は下記のとおりです。

人生の結果、仕事の結果=考え方 × 熱意 × 能力

 

『この方程式にある「考え方」というものは自由なのだということが、戦後の民主主義の中で強く主張されてきました。人間は本質として自由であるという点から、考え方や人生観は自由であっていいし、百人いれば百通りの考え方があってしかるべきと言われ、我々はそれを金科玉条としてきたのです。

つまり、「考え方」は人生や仕事の成果をマイナスにしてしまうかも知れないという程、重要なファクターでありながら、個人の自由だということが最優先され、それを強制するごときはファッショ扱いをされてきたのです。

しかし、果たして、「考え方」は各人各様であってもいいのでしょうか。』

 

次のような例でご説明をさせて頂きます。

  1. 『科学に携わる我々が作り出した人工物によって、近代文明が築かれ、我々の生活は豊かになってきました。しかしその反面、この地球を病めるものにもしてしまいました。また、DNA操作や細胞の核操作によって、生命の尊厳まで脅威にさらすようなことになってきました。』
  2. アメリカ大統領は「アメリカファースト」といい、アメリカにとって一番良いと考える、経済政策や軍事政策を採りはじめました。中国は、中華思想を前面に打ち出し、中国にとって一番良いと考える政策を採りはじめ、その結果、アメリカと激しく対立をしています。ロシアのプーチン大統領然りです。韓国も、そして日本もそのような方向に進んでいるように思えます。それぞれの指導者たちは、自分の考えはそれぞれ正しいと考えています。(註・フィロソフィの学びの管理者が作成した文章です)

 

『もちろん、様々な考え方があってもいいと思います。しかし、その考え方には、ただひとつ欠かしてはならないキーワードがあると私は思っています。それは「世のため、人のため」ということです。どんな哲学、思想を持とうとも、「世のため、人のために尽くす」という考え方だけは、人類共通の基盤として絶対に持たなくてはならないのです。

「世のため、人のため」に尽くすということは、宇宙本来の意志であります。人間の考え方は自由であろうけれども、その根柢に我々を作った宇宙が本来持っているのと同じような「愛」にあふれた、つまり「世のため、人のため」という考え方を持たなければならないと思います。』

この「世のため、人のため」という考え方を持てば、法律論をかざして正当な意見の対立でもめているところでも必ず「愛と誠と調和」にみちた結論が導き出されると確信します。

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